先だって紹介したミレニアムエコシステムアセスメントでも,CO2の定着を生態系サービスの1つとしてアピールしていました.
今回は,少し興味のわいたCarbon dioxide Capture and Storage (CCS)の,ほんとに簡単な紹介です.
詳しいことは,工学系の方の書かれたブログにあると思います.一般的説明は以下を参照ください.
http://www.jsrae.or.jp/annai/
どうやらとんでもなくCO2を吸収する液体があり,
それを用いたりなんだりして,地中の帯水層(穴だらけの岩で構成され,
実際に,新潟県長岡市で研究開発されていて,最近の新潟中越地震にも耐えたという報道がありました.
数百年で炭酸カルシウム(?だと思います・・・)として定着するので,「
生態系サービスとは必ずしも言い難いですが,海中に還していることを考えると,地殻を中心とした環境サービスを利用していると言えないでしょうか(無理やりすぎ?).
地震に本当に耐えうるのかも含めて,地学の基礎研究がとっても進んでいる日本の成果に注目したいものです.